市販のタバコを禁煙して葉巻、パイプ、手巻タバコへシフトしてみた①
諸事情により10年間愛したメビウス (旧名:マイルドセブン) 10ミリをやめようと思う。やめた結果に生じる金銭面や健康面への影響がどうなるのかリアルな経験を紹介してみる。
市販の一般的なタバコをやめようと思ったお話
最近1つの悩みがあった。それはタバコの悩みだ。
筆者は自他ともに認める生粋のヘビースモーカーだ。1日にメビウス10mmを2箱、もう10年以上吸っている。それくらいタバコが大好きなんだけど、時代の流れに押されメビウスをもうやめようとしている。理由は3つある。
理由①-勤務時間禁煙化-
1つ目の理由は、会社での勤務時間内にタバコを吸ってはいけないというルールができた事だ。当たり前のことだし、逆に勤務時間内にタバコ吸うなよと言われそうだけど、営業なんかじゃ自分で自由に時間が使えるからいつでもタバコが吸える状況にあるんだ。
それが、もしタバコを吸ってるところを見つかったり、臭いなどで疑いをもたれたらルール違反として評価に響く。色んな人が目を光らせている状況だから、かなり気を使うんだ。気を使うのに、タバコは吸いたい。コソコソ吸っていると僕は本当に何をやっているんだと考える。本来タバコはこんな吸い方ではいけないはずだ。
理由②-ランニングコスト-
そして2つ目の理由はタバコの値上げだ。今まで何とか許容できる範囲の価格だったけど最近はやっぱり高すぎる。この時点で「海外はもっと高い」という人がいるけど、ここは日本だし、僕は日本人で日本に生まれ育ったから、海外がどうとか正直関係ない。
メビウス(旧名:マイルドセブン)を吸っているけど、2019年10月の増税により、現在の価格は驚愕の490円なり。僕のペースだと1日2箱だから日に1000円使う。10日で1万。1ヵ月で3万だ。これはヤバイ。1ヵ月で3万なら僕の欲しい1970年代の旧車がローンで買えそうじゃないか。
理由③-呼吸器への影響-
そして最後に3つ目の理由。それは健康の問題だ。僕は健康診断では常にオールAでオールグリーン。身体も鍛えているから異常無しどころかお医者さんが驚くくらいで「これからもこの状態をキープし続けてください」と言われる。
キープどころか、年齢を重ねる事にもっと進化できると本気で考えている。そんな僕だが、普段健康なだけにちょっと不調があるとすごく気になる。原因も究明しようとする。そして最近出てきている不調が「咳」と「吐き気」だ。
まさに気管支というのか呼吸器というのか「喉」の調子が悪い。タバコをあまり吸わないと調子がよくなる。やっぱりこの不調はタバコが原因だと思う。
以上3つの事案が現在、僕を苦しめてくる。1つ1つの事案が結構重い内容だ。
そして思ったんだ。
「この状況を打開しなくてはいけない」
人間追い込まれると状況を改善しようと脳が働きだす。追い込まれたときに、それをチャンスに変えて一気に成長する。ドラゴンボールの悟空、ワンピースのルフィ、キングダムの信、みんなそうだ。この瞬間を逆に利用する。今までの人生の中で得られた小さな情報の欠けらや経験達。それらを脳内からフルに呼び起こすと同時に、結果がどうなるのか想像し、最適な解を導きだす。全方面から襲ってくるタバコ問題に対抗するにはどうすればいい?
そうして導き出された僕なりの答えがこれだ。
「オーガニックなタバコへのシフト」
コレだ。
どうゆうことかというと、コンビニなどで買える市販のタバコをやめて、葉巻・パイプ・本来のタバコの葉を始めるということだ。
「なんだよ、結局ダバコやめてないじゃん!」と言われそうだが、その通り。タバコ自体はやめていない。僕はこんな時代だからこそ、自分に嘘をついてまでタバコを辞めようとは思わない。僕はタバコを吸いたい、故にタバコを吸う。いたってシンプルだ。
だけど、事案の解消は果たしてできているのだろうか?
僕の脳が生み出した今回の解に対する理由はこれだ。
①勤務時間中のタバコ
勤務中にタバコを吸ってはいけないから、タバコは吸わない。つまり、タバコを吸いたいと思わなければいい。つまりはニコチン切れと一般的に呼ばれる中毒症状が起きなければいい。これに関しては「パイプや葉巻を愛煙する者には、ニコチン切れという症状が軽い、もしくいは起きない」といった予備知識から解消できるのではないかと考える。
②タバコ代が高すぎる
月に3万をタバコ代として使ってきた。もったいない。これをパイプのタバコ葉に換算してみる。パイプ・手巻用のタバコ葉50gでだいたい1000円~1500円。僕が買ったやつは1320円。吸い方にもよると思うが50gでだいたい10日くらいもつらしい。この情報だと、月のランニングコストは4000円ほどになる。市販のタバコのランニングコストと比べると、その差は2万6000円。計算上では86%のコストカットに成功することになる。
③喉の調子の悪さ
市販のタバコはいわゆる肺喫煙。肺まで煙を吸い込んで吐く。肺からニコチンを摂取するんだ。そこで、高温の煙を吸い込むと当然、呼吸器系統、喉にダメージがかかる。
これに対して葉巻やパイプは口内喫煙。口の中でワインをゆらすように、煙をころがす。口の中でニコチンを摂取する吸い方だ。煙が喉を通過することもない。
さらに少し科学的な話をすると、元々タバコの煙はアルカリ性とのこと。アルカリ性の煙は肺に取り込むことは身体がちょっと受け付けないようになっている。これを市販のタバコは、巻いている紙からなのか、タバコの葉に何か含まれているのか、吸う時の主流煙が酸性~中性になるようになっている。おかげで容易に肺まで吸い込むことができるわけだ。
葉巻やパイプでは煙がアルカリ性だから、意識的に吸わないと間違って肺にはいることもないし、余計な添加物もない。
こういった理由から呼吸器の改善が図れると考えた。
さらにプラスαで、より豊かな人生に。
持論だけど、人生というのはより多くのことを経験することが人生だと思う。そして経験してきたことの中で好きなことを、もっと好きになればいい。
タバコは古代より中央アメリカのマヤ族から広がり世界各国で愛されてきた。ナポレオンやチャーチルが愛した葉巻。マッカーサーが愛したコーンパイプ。それらは確かにタバコだと思う。でも、僕たちが近ごろ吸っている紙巻のタバコ、あれは本当にタバコなんだろうか?
正直よくわからない。コンビニで売られているタバコは自然の葉っぱなのに、なんでニコチンの量が1mmとか6mmとか設定することができるんだ?なんで、あんなに喫煙者にとって都合のいいスピードで消えることなく燃えてくれるんだ?日本中が禁煙運動をしているのに、なんであんなに簡単にどこでも買えるんだ?吸わせるのか?吸わせないのか?色々と疑問がある。
紙巻タバコへの疑問と同時に葉巻やパイプへの興味が出てきて、それを調べるととても歴史があり、その存在自体に価値を見出せるようになった。
ゆっくりと20分~2時間とかけて吸う葉巻やパイプ。とても極上の時間になるし、過去の偉人達が愛したのも分かる。セカセカした時間の紙巻タバコとはまるで逆のものだ。
この価値観に気づかせてくれたことは、僕の人生において新しいプラスαを生み出してくれた。
そして2019年11月から、僕はコンビニで売っているメビウスを少しずつやめて、新しい世界のタバコ、葉巻やパイプ、手巻タバコなどオーガニック路線にシフトしていく。今後の経過はのちにまとめていくので興味があるならぜひ読んで欲しい。
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