こんにちは、GENKIです。
今回は”職場の人間関係で疲れやすい?あなたはエンパス気質かもしれません”と言った話をしていこうと思います。
”職場の人間関係が上手くいかない”
”世の中ズルい人間ばかりで、優しい人間が損をしている”
”人と接することに疲れた”
こんなふうに考えてませんか?実際、『職場』というキーワードで検索してみると関連候補として『人間関係』や『ストレス』といったワードが予測で出てきます。こういった悩みを持っている人が多いということですね。
ニーズがありそうなので、この悩みについて解決方法を教えます。経験談も踏まえて説明していきますね。
職場の人間関係で疲れている?あなたはエンパス気質かもしれません

あなたが人間関係で疲れているのは、あなたがエンパス気質であることが原因がもしれません。
エンパスとは?
エンパスとは英語でEmpath。他人の感情を読み取る能力の高い人をいいます。
これだけ聞いたら『え?特殊能力?』『一気にSFっぽくなって嘘くさくなった』と感じてしまいますよね。
でもこれは言い換えれば、共感能力の高い人のことです。例えば、上司が不機嫌なのに、それに気づく人と気付かない人がいます。この違いは共感能力、つまり他人の気持ちを敏感に察知する力が高いか低いかによります。
このように他人の気持ちに敏感な人間のことをエンパスと呼びます。
エンパスは人間関係で悩みやすい
エンパスは、その共感能力の高さの性質上、他人の感情に振り回されやすいところがあります。何かをしようとするときに、自分よりも常に他人を優先的に考えてしまいます。そのため、ストレスを感じることが多く、消耗してしまいます。
言い換えれば自己犠牲、優しいとも言えます。
- 相手の気持ちが分かるので、叱ったり注意したりできない
- 有休を取りたいが、迷惑をかけると思って取らない
- 色んな人の意見で板挟みに合い、中途半端なポジションで自分の意見を言えない
- 良くも悪くも周りと合わせやすいが、その分消耗する
僕も昔はかなりのエンパス気質でした。本当に絵に描いたようなエンパスで、『何でこの二人は仲が悪いんだ。みんながもっと他人の感情に敏感になれば平和になるのに。』などと考えていました。
ですが今となっては、それは『僕の精神の弱さ』だったと考えています。
エンパスであるように振る舞うサイコパス寄りならOK
エンパス自体は悪くはありません。他人の感情に敏感な優しい心の持ち主ですから。しかし、それに振り回されて、他人に優しくするどころか自分がボロボロに消耗してしまっては意味がありません。
なので、エンパスであるように振る舞うサイコパス寄りであるなら最強です。エンパスはエンパスだけど、自分の心まで影響されないように、ある意味ドライになるように徹することです。サイコパスなんかはエンパスと同じように他人の気持ちが手に取るようにわかります。しかしその他人の気持ちが本人に影響しないので、心は消耗しません。
エンパスっぽいところを徐々になくしていけばOK
今もしあなたがエンパスであるなら、それは努力で徐々になくしていくことができます。エンパスの反対は極論ですが、分かりやすく言えばサイコパスです。なので、逆説的にサイコパスに近づく努力をすればエンパス気質はなくなっていきます。
エンパスもサイコパスも共通点は他人の気持ちがよく分かり、共感能力が高いとうことです。違うところは自分の心が他人の心にどれだけ影響を受けるかです。エンパスは影響をとても受けます。サイコパスは全く受けません。どちらもバランスが悪いので、エンパスの人はサイコパスに近づく努力をすればOKです。
僕も昔はかなりのエンパスだった※今は変われました
共感応力の高さ自体、何も悪いことではないと思っている人が大多数です。しかし、その共感能力の高さが、自分の心に悪影響を与えていることに気づける人は少ないように思います。
過去の僕は他人のことを考えすぎて上手くいかないことが多くありました。今はそれを後悔し、その原因が自分の共感能力の高さにあることに気づきました。
僕はそこに気づけたので、心をドライにしようと意識的に努力しました。結果として心は安定し余裕が生まれ、精神を無駄に消耗することもなくなったので、趣味や仕事、勉強により多くのエネルギーを費やすことができるようになりました。
エンパスの悪い部分をなくすには、意外と読書がおすすめです

読書をすると心が安定します
読書をすると知識が得られるだけでなく、心の平静を保てます。精神衛生上けっこういいのでおすすめです。
そして本というのはでたらめな書き方ではなく、ある程度は起承転結で話が作られています。こういった本を読むことで思考がパターン化し、合理的な判断を下しやすくなります。
他人の気持ちに影響を受けそうなときに、思考が合理的にパターン化すると『あいつはあいつ』『僕はこれが正しいと思うから、これをする』など極論ですが周りを無視した合理的でドライな思考が身に付きます。これで精神は消耗しません。
どんな本を読めばいい?
基本的にはどんなジャンルでも大丈夫です。それでも分からなければ興味のあるいくつかのジャンルから上位表示されているのを,2、3冊購入してみるのをおすすめします。
参考までに筆者のおすすめの本
興味ないかもしれませんが、参考までに僕のおすすめする本を少し紹介します。
自己啓発系なら、とりあえずこの2冊ですね。確実に心が軽くなり、思考回路がいい方に向上します。
嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え [ 岸見一郎 ]
冒険系の小説ならこの2冊
アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫) [ パウロ・コエーリョ ]
どちらも古い本ですが、ベストセラーになりました。アルケミストは南米の本ですが、カルロスゴーンの愛読書です。僕も本当に大好きで、2冊とも自分に勇気を補充したいときに読みたくなります。シンプルに面白いのでおすすめですよ。
瞑想も効果アリ

瞑想も現代社会を生きるうえで、わりと効果アリです。
感情のコントロール力、プラス思考、ストレスの減少など、すべてにおいて優れた効果が科学的に証明されています。
瞑想をすると思考がクリアになります
瞑想をすると思考がクリアになります。個人的な印象では朝早く起きた脳に近い感じ。5分くらいするだけでもスッキリします。
多くの成功者が瞑想をしている事実
例を上げれば切りがないですがアップルの経営者だった故スティーブ・ジョブズは瞑想の愛好家だったと様々な情報で語られています。日本の禅に強い関心があったとか。
スティーブ・ジョブズは部下にとても厳しかったようです。ですが、ジョブズの冷静な判断力と経営力があのアップルを作ったと考えれば、瞑想の効果も少しはあったのかもしれません。
瞑想はアメリカでは一般的なものになっており、他にもレディ・ガガ、ブリトニー・スピアーズ、リチャード・ギア、ビル・ゲイツなどたくさんいます。
日本で言えばメンタリストDaigoさんや海老蔵さんが行っているようです。
瞑想のやりかた
瞑想のやり方の基本は『今この瞬間を意識する』ということです。瞑想でも色々なパターンがあるのですが、今回は僕が行っているやり方を教えます。それは『無』を作ることです。
人間は何かを考えないように意識すると勝手に思考が浮かんできます。これが雑念と呼ばれるやつです。この雑念を消して、浮かんでは消してを繰り返し、少しでも『無』でいる時間を長くします。すると脳がクリアになってきます。簡単なようで、難しいです。興味があれば瞑想について調べてみて下さい。
というわけで、自分の人生を生きましょう

色々言いましたが、結論は他人のために生きて消耗するのではなく、ある程度自己中に生きましょうということになりますね。
自己中になればエネルギーを消耗しませんので、自分にまた還元できます。これで自己成長してどんどん自分をレベルアップしていけば、職場の人間関係なんてちっぽけなことだと分かりますよ。
記事は終わりです。