風邪にはビタミンCが効果ありって言うけど実際に効くの?

風邪って誰でもかかりますし、病気の中では一番一般的ですよね。1年に一度くらいは症状に違いはあっても誰でも風邪をひくんじゃないでしょうか?

その風邪にたいして、ビタミンCが効くってよく言われていますよね。

でもこれって実際のところどうなんでしょうか?

風邪にはビタミンCが効果ありって言うけど実際に効くの?

誰が「ビタミンcが風邪に効く」と言い始めたのかというと、ノーベル賞受賞者のアメリカ人、ライナス・ポーリングさんという人です。

彼はビタミンCの大量投与で風邪が治るという本を出版し、これが世間に広まり浸透しました。


しかし、当時はこれが本当かどうか確認した研究などはありませんでした。

そして、その後の数十年で、ビタミンCの様々な研究がされ、ビタミンCが風邪に影響を与えるかどうかが調査されました。

結果はかなり・・残念です。

11,306人の参加者を含む29の研究の分析では、200 mg以上のビタミンCを補給しても風邪をひくリスクは減らないと結論付けられました。

英文ソース:Vitamin C for preventing and treating the common cold.

しかし、ビタミンCには次のようなメリットがあることも分かりました。

  • 風邪の症状の軽減
  • 悪寒の持続時間の短縮


また、激しいトレーニングをするとビタミンCが消費されることから、こういった人は普通の人より積極的にビタミンCを摂取すると、より効果的なようです。

ポイント

ビタミンCを摂取していても風邪はひきますが、その重症度と持続時間を減らすようです。


ビタミンCは風邪の症状をどうやって軽減させる?

ビタミンCは抗酸化物質であり、皮膚にコラーゲンを生成させます。

コラーゲンは哺乳類で最も豊富なタンパク質であり、皮膚やさまざまな組織を丈夫で柔軟に保ちます。

ビタミンCが欠乏すると壊血病とよばれる状態になりますが、ほとんどの人は十分な量のビタミンCを食べ物から摂取できているため、大丈夫です。

しかし、ビタミンCは病気になると免疫細胞に働きかけ、すぐに欠乏してしまいます。

なので、風邪にかかったら、定期的に食べ物やサプリなどでビタミンCを補給しないと、免疫細胞がうまく機能しなくなり、さらなる病気のリスクが高まってしまいます。

このため、風邪をひいたら十分なビタミンCを摂取することが必要です。

ポイント

ビタミンCは、免疫細胞が適切に機能するために必要です。風邪をひくとすぐに枯渇するため、ビタミンC欠乏症のリスクを高める可能性があります。


他の栄養素と役立つ食品

風邪の治療法はありません。

ただし、一部の食品および栄養素は、体の回復に役立つことが科学的に証明されています。

  • フラボノイド:これらは果物や野菜に含まれる抗酸化物質です。研究では、フラボノイドのサプリメントが肺、喉、鼻の感染のリスクを低下させる可能性があることが分かっています。
  • ニンニク:ニンニクには、呼吸器の感染症と戦うために役立つ抗菌化合物が含まれています。


ポイント

フラボノイドとニンニクは、風邪からの回復を助けたり、風邪をひく危険性を減らすことさえできます。

まとめ

ビタミンCを補給しても風邪をひくリスクは減りませんが、回復が早まり、症状の重症度が減る可能性があります。

風邪を改善するために必要な高ビタミンC摂取量に達するには、サプリメントを摂取する必要があるかもしれません。

しかし、取り過ぎはよくないです。

それは、ビタミンCを摂取しすぎると有害な副作用があると言われているからです。

何事も適量です。

できるだけいい条件でビタミンCを摂取するには、サプリメントより自然の食べ物がいいですね。

オレンジやケール、赤ピーマン、ブロッコリーなどがオススメです。